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キク科の多年草。青煮にしてしゃきしゃきとした歯ごたえを楽しむ「ふき」は、蕗の葉柄の部分で夏の季語。蕗の薹は花茎の部分で、早春の雪間に萌葱[もえぎ]色の顔を現わす。大きな苞[ほう]が、蕾[つぼみ]を寒さから守るように取り巻いている。
現在では栽培も盛んだが、味、香り、風味ともに野生のものに及ばない。食用にするためには、花が開く前に摘む。放っておくとすぐに茎が伸びて花が咲く。これがいわゆる「薹が立つ」。薹が立ったものを「蕗の爺[じい]」とか「蕗の姑[しゅうとめ]」などと呼び、これも春の季語。
★料 理
☆天麩羅は低めの温度で。蕾が広がってくると苦みが取れる。ほかには千切りにしてみそ汁の実に。
☆蕗味噌 湯通ししてみじん切りにした蕗の薹をすり鉢で擂り、酒、みりん、砂糖で調味した味噌に混ぜる。ご飯に載せて食べると絶品!
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